2024.08.22
こんにちは、事務効率化コンサルタントのオダギリ展子です。
私は、「ミスを未然に防ぐことができれば(それをリカバーするためのムダな時間が発生しないので)、業務が効率的になる」という自身の考えに基づいて、デスクワークの効率UPにつながる情報を発信しています。
本連載では、文具とその活用法に特化して、皆さまの毎日がより楽しく、効率的になるようなコンテンツを提供していきたいと考えています。
第2回目の今回は、メモックロールテープの活用法です。
ここでは幅が15mmと25mmのテープを用いて、各サイズを活かした2種の「My インデックス」をつくってみましょう。
この発端は、私自身が予てから付箋として利用していたこれらのテープを、インデックスとしても利用したいと考えたからです。そして、テープの一部に一重の部分が残るようにテープを折ると、よりインデックスとして活用できるのではないか、と思いました。
実際、それにより、ノートなどにこのインデックスを貼ったときに、
・ページの表側にある記載事項がインデックスで隠れない
・ページの端からはみ出る部分が二重なので、一般的な「ふせん」を貼っただけのインデックスより耐久性がある
などが大きなメリットとなっています。
では、つくり方をご説明します。
※テープ幅のサイズが違っても、つくり方は同じです。
(1) メモックロールテープを3cmほどの長さにカットします
(2) カッターの刃からテープ受け(テープの導入部分)までが約3cmなので、その端をテープの上から指で軽く押し当て、テープに折線を付けて目印にすると◎
(3) (1)でカットしたテープの端から6-7mm残して山折りにし、市販のシールを貼ったり、タイトルを記入したりして、必要な情報を加える
▲上段:3cm ほどのサイズにカット
▲2段目:6-7mm残して山折りに
▲3-4段目:市販のカラーシールの貼付例
(4) (2)でつくったインデックスをノートに貼って完成させる
簡単につくれますので、必要に応じてつくってみてはいかがでしょうか?
皆さまの毎日がより楽しく、効率的になれば、幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
《ご参考》
当コラムでは、インデックスをノートなどに貼った際に、ページの表側の記載がインデックスで隠れてしまわないように、テープの一部に一重の部分を残してテープを折っていますが、より強固で剝がれにくいインデックスがお好みの方には、カットする長さと折る位置を適宜調整して、両側から挟んで貼る方法をお薦めします。
文・撮影 / オダギリ展子